八王子市子安町で偶然見つけたコーヒースタンド、「equipoise & ScissorNel (エクイポイズ アンド シザネル)」です。
美容室との併設で2019年11月頃の開業と伺いました。
東京 青山で腕を振るった、本格的なコーヒー職人のご主人が営むお店です。
目次
drink
ネルドリップ
2020.01.23
初訪で飲んだネルドリップのコーヒーが非常に美味しかったため、今回2回目の訪問です。
前回同様、ご主人があたたかく迎えてくれました(^^
エスプレッソとか、他のものもご紹介したいと思ってはいるのですが、前回ご主人にお任せしたネルドリップが非常に良かったため、今回も同様にお願いしました。
店内のカウンターに座って眺めていると、ご主人は目の前で一連の工程を説明しながらコーヒーを淹れてくれます。
ネルドリップとは「ネル」と呼ばれる布製のフィルターを使用してコーヒーをドリップ(落とす、滴る)する方法で、このネル生地にもいろんなものがあって、生地によって味が変わるそうです。
写真はそんなネル生地をセットしたところ。
ご主人の口からポンポンと飛び出す専門用語は、もちろんさすがのプロフェッショナルでもあるのですが、説明が上手なこともあって聞いていておもしろいです。
ネル生地の説明時に「ネルドリップの”ネル”は、ネルシャツの”ネル”なんですが・・・」とか(^^
ネルドリップという言葉は聞いたことがあっても、目の前でその工程が見れるのはちょっと珍しいと思いますがいかがでしょうか?
使ったネルは洗って再利用するそうで、その管理は現在主流の紙フィルターに比べると非常に手間がかかるものと想像できます。
それでもご主人がネルドリップにこだわるのは、フィルタードリップでは落としきれない旨味成分を落とせるなど、使いこなせればメリットが大きいためで、経験と研究を重ねて、美味しいコーヒーを淹れるために尽力されているようです。
1杯の美味しいコーヒーができあがりました。
もちろん、今回も非常に満足度の高い1杯でした!
帰り際、ネルドリップのおみやげに1杯分のコーヒー豆を頂きました。
「少しお時間頂けますか?」
その場でさっと豆を挽いて、ご丁寧なパッケージで、淹れ方に関する説明書も付属してくれました。
1杯のコーヒーの注文で、こんな対応までして頂くなんて恐縮するばかりですが、
「お客さんにコーヒーを楽しんでもらいたい」
そう考えるご主人からのお気持ちだと思い、有難く頂いて帰りました。
2020.01.19
初訪のこの日はネルドリップをお願いしました。
一見してまだ若い青年といったカンジのご主人ですが、コーヒーの関する知識は非常に豊富な印象です。
この日はお任せでお願いしましたが、もしコーヒーに関する好みがあれば伝えてみるといいかもしれません。
そんなご主人に淹れて頂いたコーヒーは、雑味の無い、非常に美味しいコーヒーでした。
写真にはガトーショコラが写っていますが、こちらはご主人がサービスしてくれたものです。
甘すぎない濃厚な味で、こちらも非常に美味しかったです。
ミルクココア
2020.01.23
この日の訪問は、嫁さんも連れていきました。
嫁は元々コーヒーがちょっと苦手なため、「何か違うものを・・」と検討した結果、ミルクココアを試してみることに。
出来あがったココアのキレイな色に感心し、1枚撮影させて頂いたのがこちらの写真です。
そもそもココアという飲み物に対して甘すぎないか警戒していたようなのですが、全然そんなことなく、非常に飲みやすくて美味かったそうです。
美味しいココアを飲みながらご主人と軽快な会話を重ねて、非常にリラックスできたと満足げな嫁さんは、「またお茶しに行きたい!」と、帰りの車内で再訪を希望していました。
メニュー(2020.01.19時点)
Drip Coffee
品名 | 店内 | Takeout |
ネルドリップ | ¥650 | ¥600 |
カフェオレ | ¥500 | ¥450 |
エアロブレス | ¥480 | ¥400 |
Espresso Coffee
品名 | 店内 | Takeout |
カフェラテ | ¥530 | ¥480 |
エスプレッソ | ¥400 | ¥350 |
カプチーノ | ¥530 | ¥480 |
アメリカーノ | ¥450 | ¥400 |
カフェモカ | ¥550 | ¥500 |
マキアート | ¥480 | ¥430 |
Other Drink
品名 | 店内 | Takeout |
ミルクココア | ¥450 | ¥400 |
レモネード | ¥450 | ¥400 |
Dessert(店内のみ)
品名 | 店内 | Takeout |
アフォガード | ¥500 | – |
ガトーショコラ | ¥250 | – |
※ガトーショコラのドリンクセットは-¥50
基本情報
店舗情報詳細
- 店名
equipoise & ScissorNel(エクイポイズ アンド シザネル)
※美容室が併設されているカフェです。 - Twitter
@H_sometimes_C
https://twitter.com/h_sometimes_c - Instagram
@yyr_scissornel
https://www.instagram.com/yyr_scissornel/ - 営業時間
10:00~20:00 - 定休日
月曜日 - 住所
〒192-0904 東京都八王子市子安町1丁目33-1
近隣の有料コインパーキング
近隣の有料コインパーキングですが、現地でさっと見たところでは下記が一番近そうです。
タイムズ 八王子子安町第6
八王子ラーメン「でんでん」さんの横にある駐車場です。
equipoise & ScissorNelまでは距離120m、徒歩2分ほどの場所にあります。
- 台数11台
- 料金
駐車後24時間 最大料金880円
08:00-22:00 20分 110円
22:00-08:00 60分 110円 - 所在地
〒192-0904 東京都八王子市子安町1丁目37
お店の様子
equipoise & ScissorNelさんは美容室とCoffee Standが併設されたお店となっております。
今回私が訪問したのはCoffee Standの方ですが、美容室の方でもCoffeeを楽しめるようです。
美容室のご案内はこちらから。
表に面したテイクアウト用の窓口となります。
もちろん、コーヒーは店内で楽しむこともできます。
写真のテーブル席のほか、小さいカウンターに2席の準備があります。
お店は八王子市子安町五差路のすぐ近く、八王子子安市民センターの目の前です。
さいごに
北野駅近くでラーメンを食べた帰り道、子安町を歩いていて偶然見つけたお店です。
美容室併設という点で、入口で事情がわからずに戸惑っていたところに、わざわざご主人が出てきて案内してくれました。
帰りにお店の名刺を頂いたのですが、その名刺には「Coffee Stand」と表記されています。
コーヒースタンド、お恥ずかしながら言葉の意味をあまり理解していなかったため、今回簡単ですが調べてみました。
コーヒースタンドとは立ち飲みやテイクアウトがメインで、豆、焙煎、抽出方法などコーヒーの質に極めて高いこだわりをもったお店です。
似た言葉で「カフェ」がありますが、カフェは対価として支払う矛先に”空間”が含まれることに対して、コーヒースタンドはその矛先が”コーヒーの質”に集中するという点が印象深かったです。
なるほど、コーヒースタンドというコトバの意味を理解すると、equipoise & ScissorNelさんがどのようなお店なのかがそのまま当てはまって、非常にスッキリしました!
コンビニや大手コーヒー店ではなく、コーヒーのプロに淹れてもらいたい。
「こんなコーヒーが飲みたいんですけど・・」
equipoise & ScissorNelさんは、きっとお客の希望を叶えるプロフェッショナルのお店です。
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