らーめん れんげ【鶏の旨味を引き出す八王子の有名ラーメン店】

JR八王子駅南口から徒歩5分、鶏だしの有名ラーメン店「らーめん れんげ」です。

駅から近いとはいえ、八王子駅南口エリアは多数のラーメン店がひしめき合う激戦区。

その中で、駅からちょっと離れていて、一見不利な場所にありながら「らーめん れんげ」はいつも行列ができるほどの人気店です。

お料理

淡麗鶏だし醤油らーめん

2020.02.03

前回の訪問がいつ頃だったか思い出せないほど久々の再訪です。

今回は平日14時頃の訪問。
お昼時を外したので「今日なら並ばないで入れるのでは」と思いお店の扉を開けると、それでもほぼ満席。

カウンターに空きが1席あったので、そこへ滑り込みました。

券売機を見ると「淡麗鶏だし醤油らーめん」のみで、他のらーめんは売り切れ。

訪問した時間が遅かったせいか白湯スープが終了してしまったようです。

淡麗スープはまだ食べてなかったことを思い出し、いい機会だからと思いお願いしました。

淡麗鶏だし醤油らーめん全景2020.02.03

淡麗鶏だし醤油らーめん」です。

淡麗スープ2020.02.03

「おぉ、、」と思わず唸ってしまいそうになる、透き通った非常にキレイな色のスープです。

麺の折り畳み方やキレイに配列された具材の存在が、絵力のあるラーメンを演出しています。

スープを一口頂いてみると、いろいろなものが絡まって深みのある上品な醤油味に感じます。

白湯の時のように、もっと鶏がグイっと前面に出てくるものと想像してましたが、淡麗醤油はいろんな要素を上手くまとめた、白湯とは性格の異なるスープに感じました。

正直、白湯の代役で注文した経緯でありながら、淡麗醤油のあまりの美味しさにびっくりし、今回食べれたことがすごく良かったです。

らーめん れんげの「淡麗鶏だし醤油らーめん」、是非一度試してみるべきラーメンだと思います。

替玉(極細麺)

「らーめん れんげ」では極細麺の替玉が注文できます。

お店のお勧め商品で、常連さんを見ていると替玉率が非常に高いです。

もちろん、今回私も注文しました。

ちなみに、最初から替玉することが確定している場合は、最初に食券を買って渡してしまってOKです。
ラーメンを食べ始めた後に、ご自身のタイミングで声掛けすれば麺を茹でてくれます。
(常連さんはみんなこのやり方してますね)

替玉2020.02.03

れんげさんの替玉は普通のそれとは異なる提供方法となっています。

  1. 最初の麺と異なる極細麺で提供
  2. 替玉の器底に専用のタレと油が入っている。
    このタレは醤油味塩味の2種類があり、注文時に選択可能
  3. 味変に数種類の薬味(柚子胡椒、生姜、わさび?)があり、希望者に提供してくれる。

この辺の替玉に関するお作法は、かの有名な女性スタッフの方が丁寧に説明してくれますのでご安心を。

今回は醤油タレで、薬味は遠慮しました。

替玉混ぜた後2020.02.03

お店の方からも一声ありますが、よく混ぜてお召し上がりください。

混ぜた後の状態を撮影しましたが、最初の状態よりも醤油タレが混ざっていることがわかりますね。

さて、ここからはラーメンの器に麺を移し替えて、、、となるのですが、今回私はこの状態のまま(ラーメン器に移さないで)頂きました

これはもう完全に食べ方の好みなのですが、タレと混ざった状態の替玉は「油そば」のような美味しさで、この状態で充分楽しめる逸品です。

ラーメン側に残った極上の淡麗醤油スープをすすりながら混ぜそばを食べている状況となり、この食べ方は非常に満足感が高かったです!

ピリ辛鶏ねぎ丼

2020.02.03

ピリ辛鶏ねぎ丼2020.02.03

この日はセットメニューの「ピリ辛鶏ねぎ丼」もお願いしました。

こちらは150円という破格のセットメニューで、ラーメンと組み合わせる商品です。

半ライスほどの器に鶏肉、ネギ、海苔、辛いタレ?が乗っています。

”ピリ辛”という名称ですが実際は結構辛く、食券を渡す際にも「辛いけど大丈夫ですか?」と店員さんからの確認が入ります。

ピリ辛拡大2020.02.03

海苔をちょっとどけてみると、中はこんなカンジです。
オレンジ色したタレが辛さを物語っています。
150円とは思えないほど、具材がしっかり乗っています。

一口食べてみると、ツーンという辛さがきますが旨味も負けじとついてくるので、美味しく食べれる丼に仕上がっています。

こちらの商品を頂く前に、かの有名な女性スタッフの方がマヨネーズによる辛さの回避策を提案してくれました。
「もし辛さをやわらげたい場合はお声がけください」とのことで、せっかくだから提案に乗ってみようと、一口食べた後にマヨネーズをお願いしてみました。

女性スタッフの方、「フフ、やっぱりきましたね」と言わんばかりに少し嬉しそうに見えたのは気のせいでしょうか?

ピリ辛鶏ねぎ丼マヨネーズがけ2020.02.03

冷蔵庫からマヨネーズを取り出し、ピュ~っと手慣れた手付きでマヨネーズをかけてくれます。

かけおわった状態が上記の状態です。

食べてみると、あれだけ尖っていた辛さが上手く封じ込められ、すごく食べやすくなっています!

しかも、鶏肉とマヨネーズの相性がよく、丼全体の味付けがワンランク上がったように思えます!!

さすがですね・・・

こちらの商品、最初からマヨネーズを希望する場合は食券渡す際に「マヨ乗せて」と言えば対応してくれるそうです。

他に「辛さ控えめで」なんてリクエストも可能だと、かの有名な女性スタッフの方が教えてくれました。

おしながき(2020.02.03時点)

価格、内容については変更となる場合がありますので、別途ご確認ください。

らーめん

品名 価格
鶏白湯らーめん(醤油味) ¥800
鶏白湯らーめん(塩味) ¥780
鶏白湯つけめん(醤油味) ¥900
鶏白湯つけめん(塩味) ¥880
淡麗鶏だし醤油らーめん ¥750
麺大盛り ¥120
替玉(極細麺) ¥100

トッピング

品名 価格
玉ねぎ ¥50
粉チーズ ¥50
温泉玉子 ¥100
岩のり ¥100

ご飯類

品名 価格
ピリ辛鶏ねぎ丼 ¥150
ミニカレー丼 ¥150
半ライス ¥100
カレーライス ¥600

ビール

品名 価格
ビール ¥600

基本情報

店舗情報詳細

営業時間・定休日は変更となる場合がありますので、別途ご確認ください。

  • 店名
    らーめん れんげ
  • 電話番号
    042-621-1235
  • 営業時間
    昼11:30~14:30
    夜18:30~22:00
    水曜日は昼のみ営業
  • 定休日
    木曜日
  • twitter
    @rengenooyaji
  • 住所
    東京都八王子市子安町3-7-13

駐車場

諸条件は変更となる場合がありますので、別途ご確認ください。

コムパーク案内 提携駐車場利用

らーめん れんげさんは近隣のコムパーク(八王子子安町、子安町第9)と提携しています。

駐車券、もしくは利用証明書を発行して持参し、店員さんへ提示するとコムパーク専用の駐車コインをもらえます。

コムパーク八王子子安町

入庫の際に発行される「駐車券」を持参して、店員さんへ提示

  • 所在地
    東京都八王子市子安町3丁目8-12

コムパーク子安町第9

精算機で「利用証明書」をご自身で発行し、店員さんへ提示

  • 所在地
    東京都八王子市子安町3丁目3-5

お店の様子

れんげ看板 れんげ店舗入口

2014年創業のれんげさんは、元は中華店だった店舗で開店したそうです。

受賞歴

東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー受賞歴など、評価の高いお店であることがわかります。

れんげさんの公式ツイッターを拝見すると、ラーメンウォーカー東京2020に掲載されているそうです(2014年の開店当初から毎回掲載されているとのこと!)

さいごに

独自の鶏だしラーメンで2014年に開業し、瞬く間に有名店にのし上がっていった(?)「らーめん れんげ」は、心優しいロンゲのご主人と、かの有名な女性スタッフの二人で営業されています。

ご主人は公式TWでも書かれてますが、れんげを開業する前は味噌ラーメンの有名店「麺や樽座」で7年ほど厨房に立たれていた経歴があります。

当時、麺や樽座さんは現在の2店舗の前身となる明神町の住宅街にあった店舗で営業されていて、その時私は近所に住んでいたこともあり、嫁さんとよく通いました。

ロンゲのご主人が作る樽座のラーメンは創始者のYさんの後を引きついたものでしたが、その完成度は非常に高く、またその味を後年磨き続けて、明神町樽座をレベルアップさせていたものと記憶しています。

そんなご主人がラーメン激戦区八王子、しかも八王子駅南口付近というライバル店舗の多い非常に厳しい場所で「らーめん れんげ」を開業。
樽座時代とは全く異なる鶏だしスープのラーメンで成功をおさめて、現在に至ります。

今回、こちらの記事を書かせて頂くにあたり、ネットで「らーめん れんげ」を検索していろいろと見ていたところ、非常に興味深い記事を見つけましたのでご紹介させて頂きます。

東京八王子「らーめん れんげ」誕生秘話1
東京八王子「らーめん れんげ」誕生秘話2

ご主人の実兄にあたる無法松さんが書かれた、開業時に関するエピソード記事です。

樽座時代の仕事ぶりや、有名店となり成功されている現在の状況からすると、ご主人はラーメン業のエリート的な印象を持っていましたが、それでも非常に苦労しながら現在の店舗を開業されたことがこの記事から伝わってきます。

また、ラーメン店の開業という舞台において、ご兄弟の絆や、故郷への想いなど、胸の熱くなる非常に読み応えのある記事ですので、是非ご一読を。

最後に、かの有名な女性スタッフの方について。

「らーめん れんげ」をご主人と二人三脚で営まれている女性スタッフの方がいます。

この記事内で”かの有名な”と表現させて頂いたのは、こちらの女性スタッフの接客の素晴らしさが有名で、著名なラーメンブロガーさんの記事内でも度々称賛されていることに起因します。

「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」という挨拶の基本はもとより、各商品の食べ方の説明や提案など、明るく大きな声で、精一杯の接客が伝わってくる素晴らしいスタッフさんです。

  1. 高品質な商品の提供と、低価格の実現
  2. お客に「また来たい」と感じさせる、心のこもったサービス

もし、まだ「らーめん れんげ」に行ったことない方、是非一度お店に行って、素晴らしい接客と美味しいラーメンを楽しんでみてください。