対人恐怖症の改善・すぐやる考え方

先日、心療内科の診察で「対人恐怖症ですね」と言われビックリしました。

あまり自覚なかったのですが、確かにいくつかの根拠を聞いたら思い当たるような気がします。

  • 初対面や、ご縁の薄い人に対して、なかなか自分から声をかけられない。
  • 思い切って話しかけてみても、相手の反応が思わしくないと落ち込んでしまう。

友達や知り合いを多く必要とは思わないですが、新しい環境への適応に支障が出るのは自分にとって負担ですし、過去苦労したことも多いので、少しでも克服できないか考えてみました。

挨拶の重要性

以前、東日本大震災の後に東北各県を仕事でまわった経験があります。
被災地のインターネットインフラを整備する仕事で、仮設住宅がその対象でした。

私は生まれも育ちも東京で、東北各県はこれが初めての訪問でしたが、道ですれ違う際にほぼ必ずと言っていいほど地元の人達は挨拶してくれます。

岩手や宮城の田舎で、年代問わずお年寄りから子供まで普通に相手の目を見て挨拶することに最初はちょっとビックリしました。

おそらく昔は東京でもこんな光景が当たり前だったのかもしれませんが、人が増え、出入りが激しくなり、いつのまにか他人に挨拶する文化が無くなってしまったのかもしれません。

何週間か滞在していると、はじめは受け身だった道行く人との挨拶が、自分からすることが多くなりました。

今思うと、あの頃は他人と話すことに抵抗感や気恥ずかしさが無くなっていたような気がします。

また、地元の人は人懐っこく話しかけてくる人が多かったです。
普段から挨拶をしているとこんなにも心持変わってくるのかと気付かされた経験でした。
人と接するのが苦手と感じた時ほど、いろいろな人との挨拶を積極的にしてみるのが良いかもしれません。

初対面の人との出会い

以前、ある書籍で「名刺を頂いた際、その名刺をぱっと見た時に一文入っている場合は見逃さないように」とありました。
一文とは、キャッチコピーだったり、ブログのURLだったり、プロフィールだったり。
名刺に一文入れている人は、相手とのコミュニケーションを望んでいる人だそうです。
共通点がほぼ無い相手との接点を作り出すために、名刺に一文入れていると。
この機会を活かすのは、やはり名刺を頂いたその場で会話すること。
相手からの「仲良くなりたい」のサインだと思って、気軽に質問してみると距離感をグッと縮めることができるかもしれません。
今思うと、自分が苦手という意識に支配されてしまい、相手からのサインやアプローチに上手く返せていなかったように気がして、申し訳なかった気がします。
出会いが付合いのスタートになるよう、意識しておきたいと思います。

自分本位から相手本位に変えてみる

世の中にコミュニケーションが苦手な人は意外に多く、苦手な人同士の接触も結構多いそうです。
こちらが緊張、警戒、萎縮している時に、相手も同じような状況だとしたら会話が弾むはずもないですね。
そうなった時、自分をさらけ出す、意思をストレートに伝えるというのが効果あるかもしれません。
また、その際に相手への関心や好意をストレートに伝えるのが大切だと思います。
自分に真摯な関心を寄せてくれる人、共感し、理解してくれる人、敬意を表してくれる人。
そういった相手に対して、イヤな感情を表現する人はいません。

まとめ

挨拶を積極的にする
初対面での会話のきっかけは必ず生かす
相手本位に考える

気持ちを前向きにし、出会いを苦手から好きに変えられるように少し頑張ってみようかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です