ヒルクライマーな人たちに人気の「和田峠」へクロスバイクで行ってみました。
この記事では八王子市内の「水無瀬橋(みなせばし)」から陣馬街道を通って和田峠へ向かうルート(約18km)を案内します。
記事の作成は2019/10/14です(使用している写真は10/9の撮影)
今後、また何か新しいネタがあれば随時追加更新していきたいと思います。
【2019.10.17更新】
「台風19号(2019.10.12)」後の状況を下記記事でレポートしています。
ご参考までにこちらも参照頂けると幸いです。
目次
スタート地点の「水無瀬橋(みなせばし)」について
「水無瀬橋」は八王子市内の陣馬街道上の橋で、浅川サイクリングロードとの接続点となります。
浅川サイクリングロードについては下記案内記事を作成してます。
そちらと併せて見て頂くことで多摩川サイクリングロードからのアクセスが可能です。
- 多摩川CR「府中四谷橋」 → 浅川CR「水無瀬橋」
和田峠(わだとうげ)について
「和田峠」は東京都八王子市から神奈川県相模原市緑区の間を通る、陣馬街道上の峠道です。
頂上(標高650m)に至るルートが非常に厳しい坂となっており、坂を愛する自転車愛好家達に人気の峠道となっています。
愛好家達が好んで使う「激坂(げきざか)」という言葉をウィキペディア(Wikipedia)で調べてみると、「和田峠」が出てきます。
八王子市に住む私は、この峠がまさかそこまで認知されてるとは知らなかったのですが、その事実にちょっと嬉しくなり、この記事のタイトルに引用させて頂きました。
なお、先日クロスバイクでトライした私のアタック結果は「途中リタイア」で、激坂の洗礼を浴びてきました。
(この峠(坂)が皆さんに愛される意味が充分に理解できました)
登頂に成功した達人のブログで度々拝見する「頂上にある石碑」は拝めませんでしたが、ルートに間違いはありませんのでご安心下さい。
ルート説明
基本的には陣馬街道そのまま直進なので、迷うことは無いと思います。
- スタート地点の水無瀬橋が陣馬街道上にあるため、この橋からそのまま陣馬街道を道なりに直進します。
- 上恩方郵便局の先で、標識が出てきますので「左折」します。
- 陣馬そば「山下屋」さんでまた標識がありますので、「右折」します。
- あとはそのまま1本道を直進すると頂上です。
次のルート写真にて「左折」、「右折」のポイントを説明しています。
途中のコンビニ、ラーメン屋さん、休憩場所等についても案内しています。
ルート写真
水無瀬橋(みなせばし)
浅川サイクリングロードから見た水無瀬橋です。
この橋を渡って陣馬街道をスタートします。
水無瀬橋から少し進んだあたりで信号待ちしている写真です。
こんなカンジで大型車両が通りますので、全線キープレフトでいきます。
横川町交差点
横川町のY字路は右方向へ進みます。
四谷町交差点
四谷町交差点(高尾街道との交差点)が近付くと標識が出てきます。
この先も同じような標識出てきますが、「陣馬高原」方面へ向かいます(基本的には直進です)
【中華料理店】大進亭(八王子で有名なデカ盛り店)
四谷町交差点から1.2kmほど進んだ大楽寺町のあたりに、八王子が誇るデカ盛り有名店「大進亭」があります。
エネルギー補給するにはうってつけのお店ですので、是非お試しください。
こちらの看板が目印です。
年中無休で11:00~21:00で営業しています。
【八王子ラーメン】中華そば 味幸(みこう)
この日は定休日でお休みでしたが、八王子ラーメン専門店です。
地元では人気のお店です。
八王子ラーメンに興味ある方は試してみるといいかもしれません。
- 定休日 水曜日
- 営業時間 11:00~16:00
- 住所 〒192-0153 東京都八王子市西寺方町23-3
最後のコンビニ・川原宿交差点のファミリーマート
川原宿(かわらじゅく)交差点の左手にファミリーマートがあります。
このファミマが最後のコンビニとなります。
ここから先はお店などほとんど無くなり一気に田舎的な光景になりますので、お買い物やエネルギー補給等必要であればここに寄っておくといいです。
川原宿(かわらじゅく)交差点。
和田峠へはこの交差点を直進します。
この交差点(左手)にファミリーマートがあります。
- ファミリーマート八王子西インター店
八王子市立恩方中学校
途中にある八王子市立恩方中学校です。ルートはそのまま直進です。
この中学校は将棋の羽生善治さんの出身校、お祝いの掲示がしてありました。
あと、この記事書いているのが2019/10/14なのですが、2日前にあった台風19号で恩方地域で浅川が氾濫し、この中学校に周辺住民が避難したそうです。
ニュースでは腰の高さ以上に冠水してしまい、校舎の3階、4階あたりに避難したと聞きました。
今この写真みて改めてすごい水害だったんだと感じた次第です。
のどかな風景
川原宿交差点以降の陣馬街道は、本当にのどかな風景が続きます。
左手を流れるのは北浅川です。
この辺はゆるやかな上りが続きます。
典型的な田舎の小川って感じの光景です。
山本商店と自動販売機
山本商店というお店がありました。
撮影日は水曜日でしたが、定休日?
自動販売機があり、水分補給できます。
ファミマ以降、初めて見る自動販売機です。(ファミマからここまで約3.7km)
夕やけ小やけふれあいの里
「夕やけ小やけふれあいの里」という農業体験型レクリエーション施設です。
次の休憩所となる陣馬高原下バス停まで、残り約3.3kmあります。
トイレや水分補給できるので、ここで少し休憩してもいいかもしれません。
休憩所としてのポイント
- 写真右手に写ってますが、バイクラックがあります。
- トイレ、自動販売機あります。
- 隣接する「おおるりの家」にて、お食事、日帰り入浴、宿泊が可能です。
農業体験型レクリエーション施設とありますが、キャンプ場やバーベキュー施設などもあり、一日遊べる施設です。
八王子・恩方地区案内図
「夕やけ小やけふれあいの里」に恩方地区の案内図があったのでご紹介します。
周辺の登山道など恩方地区にあるものが上手く表現されています。
ちょっと画像が重いかもしれませんが、細かいところ見れるようにあえて縮小していませんのでご了承下さい。
上恩方郵便局
恩方地区の郵便局です。
さすがというか、風情たっぷりな建物です。
ここからちょっと進んだところで左折ポイントが現れます
左折ポイント
上恩方郵便局のあたりで「50m先を左折」の看板が出てきます。
50m先の左折ポイントです。
和田峠へ行くには左折します。
ちなみに、直進しても最終的には行き止まりみたいです。
北浅川・上流端
左折してしばらく進むと、浅川上流端の看板がありました。
生まれも育ちも八王子な私は、「ここが浅川の上流端か~」と感慨にふけってしまいました。
ちなみに、川が切れてるワケではないです。
この辺まで進むとだいぶ道幅が狭くなってきます。
なんとこの先には西東京バスの終着点があり、この道幅をあの巨大なバスが通ります。
運悪くすれ違うことになった場合は、目一杯左に寄ってください・・・
陣馬高原下バス停
陣馬高原下バス停(バスの折り返し地点)です。
休日だと陣馬山ハイキングコースの登山客を結構見かけます。
この先がいわゆる「激坂・和田峠」です。
ここで一旦休憩してから和田峠へ向かうもよし、ここで折り返して帰るもよし・・・
西東京バスの折返場です。このスペースを使ってバスが折り返します。
おそらくこの辺でバックするとか何かするせいか、ここに運行する西東京バスは運転手さんの他にもう1名乗車しています。
バス折返場にある公衆トイレです。
トイレ横に「蜂注意」の看板がありました。スズメバチとかいるんでしょうか?
高尾駅北口から発着しているようです。
ダイヤはだいたい1時間に1本。
かなり昔に営業していたのでしょうか?
隣はバスを待つ人たちの休憩スペースとなっています。
和田峠へ向かう標識です。
陣馬そば 山下屋
陣馬高原下バスの停並びにあるお蕎麦屋さん「山下屋」です。
なかなか興味深いWeb Siteでしたのでリンクさせて頂きます。
昭和28年から63年間、初代から代々伝わる陣馬そばの老舗店だそうです。
山下屋さんには有料のコインロッカーがあり、陣馬山からの山歩きの発着基地としてのご利用を提案されています。
非常に風情があるお店です。山歩き後にこちらで生ビールと蕎麦を楽しんで、バスに乗って帰るのは気持ちよさそうですね!
(サイクリストは飲んじゃダメですが)
あと、こちらのWeb Siteで一番興味をひかれたのが「三代目JSBライブ(JinbaSoBa)」?!
ご主人がミュージシャンとして活動されてるのでしょうか?南青山でライブを行うそうで、その案内ページがあります。
山奥のお蕎麦屋さんとミュージシャンという二面性をもった素敵なお店、山下屋さんでした。
右折ポイント(さぁ、和田峠です)
先ほどの「山下屋」さんを標識通り右折します。
この先が和田峠となります。
標識の拡大写真です。
この辺はまだ激坂ではありません。
この少し先で集落が終わります。
集落終わりにあるゲートです。
この先が激坂区間となります。
天候悪化の際はここから反対の相模原側のゲートまでの区間が通行止めとなるようです。
写真だと伝わらないかと思いますが、結構な傾斜で心拍も上がりまくりでした。
普段絶対に使わないフロントの1枚目ギアを駆使して登ってましたが、脚と心肺はどんどん辛くなる一方・・・
そこそこ頑張ったつもりでしたが、写真の場所でギブアップしました。
現在地点をマップで確認しようとスマホを取り出すも、圏外表示・・・
このまま道なりに進めば頂上なのですが、どれくらい登れたのかがわかりません。
ギブアップ地点にあった行先表示です。
「陣馬高原下バス停1.3k」とあります。
今この記事を書きながらですが、Googleマップで陣馬高原下バス停から頂上(峠の茶屋)までルート検索すると「3.5k」となりました。
3.5k-1.3k=2.2kなので、半分も登れてないことになりすね(・・チーン)
ハイキングコースの看板があったので撮影し、しばらく休憩した後にUターンして帰宅しました。
この場所で休憩していたら、この激坂を登頂したであろうサイクリストの方が何人か降りてきます。
八王子市内に住んでいながら半分も登れずギブアップした私・・・
皆さん、たぶん市外から来られた方が多いと思いますが、すごい脚と体力です!
いやぁ、ほんとに・・・
さいごに
和田峠へ向かう陣馬街道ルートの案内、いかがでしたでしょうか?
私は今回途中リタイアしてしまいましたが、もう少し脚と心肺を鍛えて、またチャレンジしてみたいと思います。
自身の感じたことではありますが、ここの坂は本当にキツイ坂でした。
リタイアしようと思ったのは、脚が痙攣し始めていて、このまま無理して漕ぎ続けたら転倒リスクもあるかと思ったからです。
携帯電話が圏外表示するようなエリアですので、もしケガなどしたら面倒なことになりかねません。
安全に楽しめれば言うことないですが、私のようにあまり体力無い人は決して無理しないようにお願いします。
さいごまで読んで頂き、ありがとうございました。
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