糖尿病と付き合いながら運動している人のお話です。
非常に興味深いお話だったため、紹介させていただきます。
目次
糖尿病食による体質改善
その方(Aさんと仮定します)、もう何年も前に糖尿病と診断され、その時から食事を従来とガラっと切り替えました。
血糖値が(極端に)上がらない食事。つまり糖質制限された食事です。
白米やラーメンなどの誘惑を断ち切り、糖質制限を続けて糖尿病とうまく付き合っていました。
また、Aさんはロードバイクが趣味で、糖尿病診断前から週末は数十キロのツーリングを楽しんでいたらしいです。
ハンガーノック
ここで突然ですが、「ハンガーノック」という言葉をご存知でしょうか?
長時間に渡る激しいスポーツを行った際に極度の低血糖状態に陥ることで、まぁ日常生活で発生することはほとんどないと思いますが、この症状に陥るとびっくりするくらいカラダが動かなくなるんですね。
ロードバイク好きな人には周知のコトバで、何時間も自転車漕いでいるといきなり脚が(それまでのように)動かなくなり、思考の鈍化なども含めて経験された人は多いと思います。
低血糖状態なのに運動を継続していることで脳が運動を抑制するんですね。つまり燃料切れ・・
「糖質(エネルギー、カラダの燃料)を補給してくれー!」というカラダからのメッセージです
Aさん、もちろんハンガーノックは経験済みで、糖尿病前はこまめに食事を取ることでハンガーノックを防止していたんだと思います。
あれ?そういえば最近ハンガーノックが起きない?!
Aさんは糖尿病発症してから、ロードバイク時の糖質補給を控えていたそうです。
今までの経験上、途中でハンガーノック状態になると思われたのですが、あれ?起きないぞ??
なんでだろ??
糖質制限を続けることでカラダが変わった
答えは、糖質制限でした。
糖尿病食を続けることでカラダは今までのように糖質が入ってこないことを覚え、
体内に蓄えられている脂肪を分解することで、低血糖時のエネルギーを生成する方向に変化したんです。
カラダってすごいですよね、外から糖質が毎回ドバドバ入ってくる状況が続くと、そっちを充てにして、
それが望めない状況が続くと、体内の蓄積している他のものから代用するんです。
まとめ
糖質制限を続けることで、脂肪燃焼しやすいカラダに変化する!
こうなってくると、運動も頑張ろうって気が起きますね!!
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