八王子ラーメン有名店のひとつ、煮干鰛の「弘富」です。
八王子市内では老舗のラーメン屋さんで地元民にファンが多く、お昼時などは混雑するお店です。
提供するラーメンはいわゆる八王子ラーメンといわれる醤油味のラーメンと、辛みそラーメンの二本立てですが、この二つが甲乙つけがたいほど完成度が高く、私は毎回どちらにするか迷います(笑
目次
お料理
ネギラーメン
2020.01.21
醤油味のネギラーメンです。
味付けされた白髪ネギ、八王子ラーメンの代名詞となる刻み玉ねぎ、チャーシューとメンマが乗っています。
店内に入ると香ばしい煮干鰮の香りがしますが、できあがったラーメンが手元に届くと、更にその香りがMAXに!
お店の看板でも大きくアピールしている煮干鰮の出汁は、いろいろとブレンドしているのか、なんとも複雑な魚の香りがしますが、このちょっとクセのある香りが弘富の個性です。
学割対象の学生からお年寄りまで、このスープ(香り)のファンは年齢問わずに多いです。
八王子ラーメンの特徴でもある細ストレート麺。
ちょっと硬めの茹で加減で、歯応えが最高です!
地元の人が10年以上通っても飽きることない、そんなラーメンです。
辛みそネギチャーシューメン味玉付
2020.01.07
この日は開店時間の11:00ジャストに訪問しましたが、早くも4名ほど入店済みでした。
私の後も続々とお客さんが入ってきて、11時そこそこにはすでに満席状態に。
弘富、いつも席が埋まるのが早いです。
辛みそネギチャーシュー味玉付を特盛で注文しました。
この日は特に気温が低く、そういう日は辛みそを頼みがち。。
チャーシューがスープに隠れて見えませんが、かなり大きめのものが4枚入っています。
他具材は「味玉、白髪ねぎ、たまねぎ」です。
麺は中細ストレート麺、気持ちちょい固で、毎度最高の茹で加減です。
スープは煮干し風味の上品な味噌ラーメンで、”辛みそ”というほどは全然辛くありません。
身体が温まるような微妙な辛さが有難く、私は毎回このまま食べていますが、もし辛さが足りなければ卓上の唐辛子投入で解決でしょう。
手前に見える味玉は、チョイ固の半熟で程よい味付けです。
弘富のラーメンはスープ、チャーシュー、味玉、味付けネギなど、全てが丁寧な仕事で作られているように感じます。
”辛みそネギチャーシュー味玉付”なんて呪文のように長い名前のラーメンにも関わらず、ジャンクなカンジにならないのはこの丁寧な仕事のおかげでしょう!
おしながき(2020.01.07時点)
価格、内容については変更となる場合がありますので、別途ご確認ください。
品名 | 価格 |
ラーメン | ¥600 |
ネギラーメン | ¥700 |
モヤシラーメン | ¥700 |
チャーシューメン | ¥800 |
ネギモヤシラーメン | ¥800 |
メギチャーシューメン | ¥900 |
モヤシチャーシューメン | ¥900 |
辛みそネギラーメン味玉付 | ¥700 |
辛みそモヤシラーメン味玉付 | ¥700 |
辛みそネギチャーシューメン味玉付 | ¥900 |
辛みそモヤシチャーシューメン味玉付 | ¥900 |
ネギモヤシチャーシューメン | ¥1,000 |
つけめん(辛みそ、醤油) | ¥700 |
味玉 | ¥50 |
ライス | ¥100 |
半ライス | ¥50 |
缶ビール 発泡酒 | ¥300 |
瓶ビール | ¥500 |
各大盛り | ¥50 |
各特盛り | ¥100 |
基本情報
店舗情報詳細
営業時間・定休日は変更となる場合がありますので、別途ご確認ください。
- 店名
弘富(ひろとみ) - 営業時間
11:00~19:00 - 定休日
日曜日 - 電話番号
042-645-5011 - 住所
東京都八王子市明神町3-11
お店の様子
ご自宅のスペースを効率的に使用された店舗となっています。
営業時間は19時までですが、スープ等無くなり次第閉店となります(19時より早く閉まることが多いように思えます)。
店舗横の道路からは店舗が見えないため、道路に面した看板が出てれば営業中、出ていなかったらら閉店、というのがわかりやすい判別方法です。
煮干鰛の風味が漂う、上品で美味しいラーメンです。
食後のコーヒーが飲みたくなったら
弘富さんでラーメンを食べた後、もし食後のコーヒーを飲みたくなったら、ご近所の「コスモス」をお勧めします。
弘富さんの店を出て、JR高架をくぐった先にある喫茶店です(距離は120mほどです)。
全体的に安価なお店で、特に食後のデザートチョコパフェが500円と格安です。
是非、お試しください。
さいごに
冒頭にも書きましたが、弘富は地元に古くからのファンが多く、また老若男女世代を問わずに愛されるラーメンを提供するお店です。
八王子ラーメンは意外にもスープの味付けに各店の個性が出ますが、弘富のラーメンは明確に煮干を前面に出した強い個性を感じるものとなっており、それが古くからのファンを離さない理由につながっているような気がします。
また、弘富のラーメンを好きになると、更に際立って感じるのが「価格の安さ」です。
ラーメンの価格もそうですが、お腹いっぱい食べたい時の必需品であるライスがなんと1杯100円(半ライスだと50円!)、麺大盛50円、特盛100円、また学割として専門学校生までは100円引きなど、消費税10%に上がったこのご時世に店主のたゆまぬ努力とお客さんへの強い愛情を感じる価格設定となっています。
個人的にはもう少し高くてもいいから少しでも永く続けて欲しいと願いつつ、今後ともお世話になりますので宜しくお願いします!
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