台風19号後の浅川サイクリングロードをクロスバイクで走ってきました。
府中四谷橋から陵南大橋までの全区間で、ほぼ右岸ルートを通っています。
今回走行してきたルートは下記記事で案内したルートと同一ルートですので、こちらも参照頂けると幸いです。
目次
最初に・台風19号の影響(まとめ)
- 日野市エリアは通行止めなど発生していませんでした。
- 八王子市エリアは、一部河川敷のルートが崩落等で通行止めになっていますが、その区間は側道(一般道)を通ることでリカバリーできるので、ほぼ正常時のルートと同じように通行できると思って頂いて良いと思います。崩落個所は次項のレポートを参照ください。
- 全区間において、当時の冠水の影響で路上に泥が残っており滑りやすくなっています。この状況は上流に向かうほと顕著になっています。
日野市内のレポート
高幡橋観測所付近
高幡橋手前の「高幡橋観測所」です。
ここは浅川ライブカメラが設置されている場所です。
もう5日目ですが、まだ川の水量は通常より多めです。
観測所前の水位計です。
横方向に渡る鉄柱は土手上の面と一致しています。
流されてきた草木が一番上まで達していますので、この辺は当時氾濫していたのかもしれません。
日野市エリアは、特にルート上の問題はありませんでした。
八王子市内のレポート
【崩落】浅川橋(右岸)の河川敷内ルート
八王子市内「浅川橋」の状況です。
河川敷にあったサイクリングロードが崩落して流されてしまっています。
この写真は台風前に撮影したものです。
写真中央の「合流」を書かれた道が流されてしまったことがわかると思います。
浅川橋は当時氾濫しており、テレビのニュースでも度々報道されていました。
河川敷のサイクリングロードが流されてしまっているので、浅川橋の通過は側道の一般道を使います。
浅川橋を渡って、上流側からの撮影です。
ここは浅川橋水位観測所としてライブカメラが設置されている場所です。
浅川橋の中央橋桁に注目。
流されてきた草木が橋桁を覆うほどにこびりついています。
この橋は他に比べて一見して低い橋ですが、当時氾濫したというのがよくわかります。
萩原橋(はぎわらばし)
「萩原橋」の状況です。
河川敷のルートは無事と思われますが、、
河川敷ルートに降りる道は今での通行止めとなっています。
こちらも先ほどの浅川橋同様に、側道(一般道)を使います。
【崩壊】南浅川・睦橋(むつみばし)
浅川サイクリングロードの通行には影響ないのですが、南浅川の睦橋(むつみばし)が流されていました。
歩行者用の細い橋とはいえ、橋一つをまるまる流してしまうとは衝撃です。
睦橋のあった場所は、当然ですが通行止めとなっています。
もとあった橋が跡形もありません。
対岸も同じように通行止めです。
言われなければ元々橋があったこともわからないくらい、全部が流されています。
数十mくらいでしょうか?下流に睦橋の鉄橋部分を発見しました。
ある意味、今回の台風被害で浅川沿いイチバンの損害かもしれません。
【崩落】南浅川・東横山橋付近の河川敷内ルート
南浅川の東横山橋付近で崩落により河川敷内通行止めが発生しています。
崩落個所はおよそ下記のあたり(八王子市並木町)です。
東横山橋(都立富士森高校付近)を過ぎて直進すると「通行止め」となっています。
土手上に並走するコースがあるので、そちらを使用します。
土手上はこんなカンジです。
しばらく進むと、右手に崩落個所が現れます。
崩落個所です。
かなりガッツリえぐられており、復旧はしばらくかかりそうです。
通行止め区間は上流の「横山橋」手前までとなります。
写真は横山橋側から撮影した通行止め表示です。
繰り返しですが、通行止めは「河川敷のルートのみ」ですので、並走する土手上を使えば問題なく進めます。
南浅川橋付近
南浅川橋付近です。この辺は特に崩落等発生していません。
この辺のルートも冠水したのか、泥だらけになっています。
少し先に進んで、陵南公園側で石壁が一部流されてました。
この辺も、当時はだいぶ水量があったことと推測されます。
この先、終点の陵南大橋まで問題なく進めました。
さいごに
台風19号後のレポート、いかがでしたでしょうか。
台風通過から5日が過ぎようとしていますが、浅川はいまだに水量が多く、水の濁りもまだ解消されていません。
浅川は台風時、全域において河川敷を埋め尽くすほどの水量が発生したと思われます。
河川敷内のルートは泥の影響で非常に滑りやすい状況ですので、通行時は充分ご注意下さい。
さいごまでお読み頂き、ありがとうございました。
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