小物収納が可能なクロスバイクやロードバイクのボトルケージ活用

よくロードバイクに付いてるのを見かける「ボトルケージ」

水分補給用のサイクルボトルをセットするのが本来の使い方ですが、それ以外にも使い道があるんです。

特にクロスバイクの人は「サイクルボトルなんか使わない」となりがちですが、知っておくと便利な活用方法をご紹介します。

ボトルケージの種類

ボトルケージの種類ですが、よく知られる「サイクルボトル用」と、一般のペットボトルを収納できる「500mlペットボトル用」が存在します。

そう、この二つはサイズが違うんです。
知ってる人にとっては当たり前の知識なんですが、私は最初に知った時、結構驚きました(笑

よくロードバイクの人が活用している「サイクルボトル」ですが、これは一般的な500mlペットボトルに比べると太くできています。

なので、サイクルボトル用のボトルケージにペットボトルをセットするとガバガバになり、逆にペットボトル用のボトルケージにサイクルボトルをセットしようとしても入らない、ってことになります。

サイクルボトルは走行中に水分補給できるなど非常に便利なものではありますが、近距離メインのクロスバイクなんかだとそこまで必要ないことがほとんどだと思います。

水分補給だと、自動販売機で普通に買える500mlペットボトルの方が使用頻度が高く、このタイプのボトルケージを付けておいた方が利便性高いです。

また、世の中にはネジ調整によりどちらのサイズにも適用可能なオールマイティタイプのボトルケージなんてものも存在します。

サイクルボトル用の活用(ボトルサイズツールケース)

クロスバイクの人には縁がなさそうなサイクルボトル用のボトルケージですが、小物入れとしての活用方法があります。

世の中には「ツールボトル」と言われる、外寸をサイクルボトルに合わせたツールケースなるものが存在します。

ボトルツールケース

私の持っているツールケースの外観です。

他の製品も、ほぼこんなカンジのものです。

ボトルツールケース開いた画像

ファスナーを開くと中はこんな状態になっています。

元々はパンク修理用チューブなど一式を収納できるように作られたものなのですが、内部の収納具合が非常に良いです。

私はこれをクロスバイクお出かけ用の小物入れとして使用しています。

  • 家のカギ
  • 六角レンチ(非常用)
  • ipone7(ギリギリ入ります!)
  • 小銭入れ

この4つを入れてもまだ余裕があります。

ボトルケージ活用例(クロスバイク)

私は出先で水分補給する際に使う「500ml用」と、ツールケース用の「オールマイティタイプ」の2つのボトルケージを使っています。

クロスバイクにセットした画像

ツールケースと500mlペットボトルをセットした状態がこれです。

ペットボトルのスペースは普段は何も入ってないことが多いですが、出先で水買って飲みきれなかった場合などはこのようにして次の休憩時に飲めるようにしています。

ツールケース側のボトルケージはサイクルボトル用の固定式でも良かったのですが、オールマイティタイプ(調整式)を一度使ってみたく設置しました。

オールマイティタイプの外観

オールマイティタイオプ(調整式)の外観です。

オールマイティタイプの調整部

調整部の拡大写真。

ここのネジを回すことでボトル幅を調整できます。

ネジ式の無段階調整なので、サイクルボトル、500mlペットボトル以外のものもセットできると思います。

失敗談

この二つのボトルケージはネットで購入して自分で取付けたのですが、その際の失敗談があります。

現在はシートチューブ側に500ml用の細いボトルケージを取付けていますが、最初は逆にしていました。

素人なりに何も考えずに取付けたのですが、これによって走行時にフロントギアが変速できないトラブルが発生。

なぜ変速トラブルが急に起きたか理解できず、購入したショップで点検してもらったのですが、原因は調整式のボトルケージがフロントのディレイラー(変速装置)に一部接触して変速動作を妨げていたのが原因でした。

対処は現在のように細い方のボトルケージをシートチューブ側に設置することでディレイラーの可動スペースを確保して解決。

静止状態だとわからない(ディレイラーが変速動作で動いた時に接触していた)トラブルで、素人作業の甘さを痛感しました。

このように、シートチューブ側の取付けは注意が必要ですのでご参考までに。

商品紹介

ボトルサイズツールケース

オールマイティタイプ調整式ボトルケージ

 500mlペットボトル用ケージ